Good afternoon、everyone!子どもの頃はパンとシリアルを食べて育ちました。実はアメリカ生まれのOKINAWA CHANNELライターのチューリップ平岡です。
ということで、今回は那覇にあるおすすめのパン屋さんをご紹介します!
外観がかわいいパン屋さん!その名は「しぶパン」
国際通りから市場本通りに入ると第一牧志公設市場にたどり着きます。その市場からは徒歩5分ほど、メインストリートの喧騒から少し離れた静かな場所に「しぶパン」があります。
紫と黄色に塗られたかわいらしい店構えは、足を止めてのぞいてみたくなるほどのインパクトです。
しぶパンのオーナー夫婦を紹介します!
ドアを開けると温かく迎え入れてくれるのが店主の三浦雄一郎さんと奥様の志文(しふみ)さん。そして愛嬌いっぱいの息子さんもいました、癒されました。
雄一郎さんが作るパンが大好きで、「しぶパンは私が好きなパンが並んでいる店なんです。笑」と販売担当の志文さんが笑顔で教えてくれました!
▲レジの横には、ショップカードと手作りの貝殻絵画。
「しぶパン」の“しぶ”は志文さんの小さい頃からのあだ名で“しぶ”のパン屋、だから「しぶパン」。家族の思いが詰まった店名だったのですね。
無添加の素朴な味わいが魅力!
こじんまりとした店内にズラリとパンが並んでいます。
添加物は一切入ってなく、バターや小麦粉など、厳選した素材で作られています。そして雄一郎さんの真心もたっぷり込められているようですよ。
おすすめのパンを聞いてみると、「まずはバゲットでしょうか」とのこと。店内の奥にこんがり焼けたバゲットが並んでいました。
このバゲットを小脇にかかえて浮島通りをかっ歩したら、気分はパリジェンヌになれそう。そんなことはさておき、今すぐかぶりつきたいところです。
「フランスパンはパン屋のおいしさが分かる指標なんですよね」と志文さん。
小麦粉、酵母、塩のみを使っているので、ごまかしが効かない味なのだそうです。
手作りのクッキー生地が魅力の「めろんパン」は、特に小さい子どもに人気です。コーヒー味の「カフェめろ」はちょっぴり大人向け。沖縄県産の紅芋を使った「いもめろ」もあります。
朝ごはんとランチ、2回食べても飽きたりなさそう
パンをテイクアウトしたあとは、自宅でゆっくりいただくことに。まずはバケットと同じく定番人気の「クロワッサン」をいただきます!
左がチーズクロワッサンで、右が普通のクロワッサン。小さめサイズで食べやすく、そのままパクッといただけます、おいしい!
薄い生地が何層にも重なり、ふわふわの食感を作り出しています。チーズクロワッサンは、溶けたチーズがカリカリになった香ばしさが楽しめますよ。
お次は「うりっシュ」を実食!
名前からだとどんなパンだか全く想像もつきません。なんと中に入っているのは「冬瓜(とうがん)」でした! 琉球王朝時代から銘菓をつくり続けている「謝花きっぱん店」の「冬瓜漬け」が入っていたのです。
冬瓜漬けのデニッシュ。
なるほど、だから「うりっ(瓜)シュ」だったのか!
半分に切ってみると、丸っと1本入った「冬瓜漬け」を発見!
噛んだ瞬間、じんわりと甘みが広がります。水々しいながらもシャリシャリとした食感がクセになりそうです。
他にもアマンドクリームとカスタードクリームが入った「アマンドさん」。クランベリーとクリームチーズの相性が抜群の「くらっち」など、命名センスが光るパンを販売しています。
パンの名前を考えたのは、奥様の志文さん。初めてのお客様にも丁寧にパンの説明をしてくれますよ。
那覇の第一牧志公設市場のすぐ近く、散策中にパンを食べたくなったら「しぶパン」に足を運んでみてくださいね。
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