TBS系のドラマ「重版出来」があまりにも面白すぎて、漫画雑誌の編集者になりたい人生でした。OKINAWA CHANNEL副編集長のmiya-nee(みやねえ)です。
カメライターとして「おひとり様」で取材に行くことはよくあるものの、今回は人生初のアフタヌーンティーを食べるために、ある場所に「おひとり様」でやってきました。
ここは、那覇市内の壺屋やちむん通りのすぐ近く・・・おーっと!場所はまだ教えられません。
イギリス発祥の午後のお茶会として知られる「アフタヌーンティー」。
来る日も来る日も夢にまで見た「アフタヌーンティー」。
決して有名なカフェの名前のことではありません。
一般的には、3段のプレートにサンドイッチやデザートがオシャレに盛りつけられ、午後のひとときに紅茶などと一緒にいただく優雅なイメージがあります。
それを惜しげもなく味わえる日がとうとうやってきたのです。
会場へ向かうと、上品な装いのスタッフさんがいました。中に入ると、「アフタヌーンティー」を食べる場所に相応しすぎるほどエレガントなラウンジ。
座席はこの室内だけにとどまらず、外のテラス席もあるそうです。スタッフさんの話によると、南国の植物に囲まれた屋根付きの風通しがいいテラス席らしいのです。
せっかくなのでテラス席に座ってみました。
うわー爽快です!素晴らしいほどに「おひとり様」感が際立っています。
「このテラス席に決めた!」と席に座ったままアフタヌーンティーを注文すること数分後、待ちに待った念願のゴージャスな3段プレートが運ばれてきました。
上のプレートからケーキ、スコーン、サンドイッチと、これが人生初のアフタヌーンティー!!!
各プレートをよく見ると、3種類のケーキ、3種類のスコーン、3種類のサンドイッチ・・・と全てのプレートに3種類ずつのっています。これはまさかの、3名でシェアして食べるアフタヌーンティーだったのか!?
「しまった・・・なぜ、おひとり様で来てしまったんだ!」
そんなことを考えている暇もなく、何やら雲行きが怪しくなってきました。雨がポツリポツリ、風が強く吹き始めて、お皿にのったパセリが揺れ始めたのです。
室内へと移動しました。ガラスポットの紅茶がチャーミングですね。
遠くから見るとこんな感じです。
空いている時間帯に行くと「おひとり様」でも人目を気にする必要がなく、ある意味堂々とくつろげます。
スタッフさんに食べる順番を聞いてみると、「この場合は下のプレートのサンドイッチからですね。あとはお好みでどうぞ」と説明されたので、素直に従ってみました。
1皿目は、クロワッサンとフランスパンの組み合わせ。プチトマトとソースの艶感が瑞々しく、食欲をそそるキレイな彩りです。
くわあーこのスモークサーモンよ!クロワッサンは、外がサクッと中がしっとり。1皿目からだいぶ攻めてきてますよ、これは。
小ぶりのフランスパンを手で持ってみると、プチトマトが少しだけ不安定に揺れています。食べ方のコツは、トマトを指でチョコンと押さえながらパンを水平に保ったままゆっくりと口まで運びましょう。
2皿目のスコーンへと突入です。紅芋とパインのジャムで食べるスコーンは、プレーン、レーズン、チョコの3種類。パインジャムの果実感といい、わりとズッシリした食べ応えです。
2種類のジャムを一緒に塗ったらゴージャスになりました。スコーンを1個、2個と食べ進むうちにお腹がだいぶ膨らんできます。
「大変だ・・・デザートはこれからなのに!?」
とそんな心配は無用だったらしく、デザートをつつくフォークがスピーディに滑らかに進むこと、進むこと。
最後は一気にいただきました。ああ、なんという贅沢な食べ方でしょうか。
1点だけ気をつけたいのが、「おひとり様」でアフタヌーンティーを食べるとお茶会というよりは食事会になるほどのボリュームがあるので、当日のランチはぜひ控えめにしてください。
人生初のアフタヌーンティー。
それは、最高な至福のひととき。
でも遠くから見ると、こんな感じになります。
人目を気にせずに堂々と食べられる至福の「おひとり様」が優雅ですね。
そして最後に、大事なことを伝え忘れるところでした。
このラウンジがどこにあるのかを、まだお伝えしてなかったのです、しまったー!
ここは那覇市内にあるホテル「ハイアットリージェンシー那覇 沖縄」の1階the lounge(ザ・ラウンジ)。アフタヌーンティーが食べられる時間帯は、14時から17時の間だけです。
「おひとり様」でチャレンジする人は、当日のランチはぜひ控えめに。そして、色んな意味で健闘を祈っております。
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