沖縄本島中部にある北中城村の住宅街でご夫婦が営むカフェ。じわじわと人気が出てきている様子でこれは行かねば!と今回、オキナワチャンネルライターのHanacoが行ってきたのが、「MOTHER COFFEE(マザーコーヒー)」です。
太郎さんとさくらさんのご夫婦が営む、かわいくてほっこりするカフェの店内にはダッチベイビーパンケーキのいい香りが漂っていました。
オーナー夫婦の出身地でもある愛媛県では、喫茶店のモーニングが定番なのだそう。
朝7時からオープンしている『MOTHER COFFEE』は、朝時間のサイクルを大切にしたいというオーナー夫婦の思いから誕生しました。
「沖縄に移住してからずっと北中城村に住んでいたので、この周辺でカフェをオープンしたいと思っていたんです」と話すさくらさん。お店が完成までの道のりや思いを語ってくれました。
先に沖縄へと移住した太郎さんを追いかけ、愛媛から自転車とフェリーで6日間かけて沖縄入りしたさくらさんが、なんともアクティブ!
「居ぬきで空いたこの店舗を直ぐに押さえて、内装は友達の手を借りながら自分たちで作り上げました。最初は掃除から始めたんですが、これに1番時間がかかりましたね。太郎さんはもともと大工さんだったので、お店を作っている時とっても楽しそうで。笑」
完成までの期間は、約2ヶ月というスピード工事。
壁の漆喰や天井の梁、カウンターの1枚板に至るまで、太郎さんのアイデアが詰まって、2人で材料を探して今のカタチになったそうです。
店内の随所にこだわりが見え、思わずシャッターを切りまくり。
このカフェのメニューといえば、やはりダッチベイビーパンケーキでしょう。
もともとパンケーキ好きなさくらさんは「外国の方や、地元のおばぁにも分かりやすい料理を」とパンケーキに注目し、開店当時は沖縄であまり見かけなかった「ダッチベイビーパンケーキにしよう!」とメニュー誕生のいきさつを話してくれました。
今回いただいたのは、ダッチベイビーパンケーキの「MANPUKU ベーコン」と「SWEETS ベリーベリー」。
ふわふわのパンケーキ生地の上に厚切りベーコンがのった存在感のあるメニュー。
これだけでMANPUKU(満腹)になります。
パンケーキの生地は毎朝早朝から太郎さんが仕込み、全て手作りで提供しているそう。もう見た目からして美味しそうなので、カメラ女子必見!ですよ。
こちらはSWEETSのベリーベリー。パンケーキとクリームの甘さにベリーの酸味が映えます。
「ガスオーブンで焼くので、生地の状態によって日ごとに形が変わるんです!」とさくらさん。
「かりっと」と「もちっと」のバランスを考えて何度も試行錯誤を繰り返し、今の生地が完成したそうです。
コーヒーを淹れるのは、さくらさんの担当。コーヒー豆に詳しい沖縄市の「豆ポレポレ」のオーナーに相談し、店内のコーヒーマシーンでおいしく飲めるブレンド配分を調節したのが、MOTHER COFFEEのオリジナルコーヒーです。
そして、このコーヒーにはもう1つこだわりがあり、それはコーヒーカップに沖縄のやちむん(焼き物)を使用していること。あつあつに注がれたコーヒーを飲んでホッとひと息。
オーナー夫婦も店内も料理も・・・楽しすぎてなんと2時間近く居座り話し込んでしまいました。
楽しい話を聞いていたら、何だかたくさんの元気をもらっちゃいましたよ!
アットホームで居心地のいい太郎さんとさくらさんのカフェ『MOTHER COFFEE』まで、1度足を運んでみませんか。
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