南風原町にオープンした「ゆいまーる沖縄 本店」。沖縄の食品や工芸品を扱う卸・小売業の会社として1988年首里で創業しました。
この直営店舗では器やガラス製品、布もの、食品など、沖縄県内で制作したものを販売しています。オリジナル商品の展開もしており、“暮らし”に対するさまざまな提案を投げかけてくれます。
まだ新しい木の香りがただよう店内には、コンセプトの異なる商品をブースごとに分けて並べています。
オリジナルブランドを紹介するコーナーや今シーズンの行事をテーマにセレクトした商品を集めた棚など、表情の異なるディスプレイは見てまわるだけでも楽しくなってきます。
オリジナルブランドは、3つが展開されています。まず、こちらは“すこやかな暮らし”をテーマにしたブランド「serumama」。
serumama(セルママ)とは、沖縄の古い言葉で「火の神(ヒヌカン)」を意味します。ヒヌカンは、沖縄の多くの家庭で台所に祀られ、日々のことを報告し祈願する神様です。
どの品も日常での使いやすさと、いつまでも大切にしたくなるシンプルかつ小粋なデザインを兼ね備えたテイストにこだわっています。
丁寧に暮らすことの大切さに気づかせてくれる品ばかり。
こちらの「nife」(ニーフェ)は、“にふぇーでーびる(ありがとう)”の言葉通り、おもてなしや贈り物にぴったりの上質なアイテムがそろいます。
“琉球藍”の染色と、沖縄ならではの模様をかけ合わせたブランドが「aimun」(アイムン)です。うちなんちゅ(県内出身者)には馴染み深い「花ブロック」のモチーフですが、こうして見るとまた違う印象が残るデザインですね。
カラフルな色合いの、かりゆしウェアは、全てオリジナルで毎年新しい柄で制作しています。
「ゆいまーる沖縄」らしいコンセプトでデザインを思案中。新たな商品を今後も増やしていく予定だそう。
ゆいまーる沖縄では、使い手、作り手、その他さまざまな立場の人としっかりコミュニケーション取ることを大切にしています。
県外の人への“お土産”や“特別なもの”としてはもちろん、県内の人でも毎日使いたくなるものを…。
そんな想いから、「季節ごとの器のシーンを提案したり、お客様の使い方を聞いたりして、いつでも新しい発見がある場所になるよう、スタッフみんなで工夫しています」と話してくれました。
客の目線、作り手の視点。両方を大切にしてよりよいものを求め続ける「ゆいまーる沖縄」。さまざまなポジションの人々に積極的に関わっていきながら、互いを結びつける役割を果たしています。
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