今までひとり暮らしをしていましたが、今年から友人と3人でルームシェアを始めました。チューリップ平岡です。
人数が増えると気になるのが消耗品の減りの早さ。洗剤やトイレットペーパーなど、気づいたら無くなっていて驚きます。
中でも気になったのは、食品を包装するためのラップ。エコと節約のためになるべくタッパーを使うようにしていますが、密着してかさばることのないラップは便利なので、ついつい使ってしまいます。でも、一回使ってそのまま捨てるというのもなんだかもったいないなあ……ともやもやしていました。
そこで耳にしたのが、「蜜蝋ラップ」です!
洗って繰り返し使える上に、なんと抗菌作用まであるそう。蜜蝋が手に入れば自宅でも簡単に作れるとの噂。これは、たまに芽生えるDIY精神がくすぐられます!
蜜蝋ラップをさっそく作ってみることに!
まずは作るための必要な材料をそろえます。
【道具・材料】
1、 蜜蝋
※種類にもよりますが、私が購入した際は1gにつき6円ほどでした。100gあると安心です。
2、 おろし器
3、 蜜蝋を入れるお椀
4、 ハサミ
5、 布
6、 アイロン(アイロン台)
7、 クッキングシート
まずは蜜蝋をおろし器ですりおろします。
むむむ、けっこう力が必要です……!
(失敗談:細かく削らなくては!と思いおろし器の部分で削っていましたが、途中からスライサーの部分で削ったほうが格段に楽だということに気がつきました。後で溶かすので、多少は大きくても大丈夫です。)
次に布を用意します。私は20cm角くらいの布を使いましたが、対して蜜蝋はお茶碗に小盛り1杯分が必要でした。(写真は全体の1/3の量です。)
今回使用した布は、シミがついて着られなくなってしまった服を切って、再利用することに!ザ★エコ!
ちょうど良い古着がない場合は、市販の布やハンカチを使います。なるべく薄めのものがおすすめです。
布を好みのサイズにカットしたら、アイロン台にクッキングシートを敷き、その上に布をおきます。削った蜜蝋を散りばめたら、上からクッキングシートを重ねてアイロンをかけていきます。
ムラができる部分には蜜蝋を足して、再度アイロンをかけていきます。この作業を密猟のムラがなくなるまで繰り返します。
(失敗談:アイロンの途中でクッキングシートから蜜蝋が漏れて、アイロン台にべったり。下に敷くクッキングシートのサイズには余裕を持っておくべきでした…。)
全体に蜜蝋が広がり浸透したら、あとは乾かすだけ!沖縄の太陽の下で干しておけば、15分もかからずに乾きます。
あっという間に、「蜜蝋ラップ」の出来上がり!
手で形を整えると、ピタッとガラス瓶のふちにくっつきます。
レモンを包んでみても、この通り!
はじめはペタペタとしていて食品に蜜蝋が付いてしまわないか気になりますが、洗っていくうちに余分な蜜蝋が取れていくので、心配ありません。
使い慣れてきたらサンドイッチを包んで職場に持っていく、なんておしゃれなことをやってみたいなあ…!
こちらのお店で購入しました!
最後に、ミツロウを購入したお店をご紹介します。
那覇市首里にある、「新垣養蜂園」です!
様々な種類のはちみつやローヤルゼリーなど、蜂に関するものがたくさん販売されています。首里に行かれた際には、ぜひ一度訪れてみてください!
(※蜜蝋は貴重なものなので、いつもたくさんあるとは限りません。購入希望される際は、事前に問い合わせすることをおすすめします。)