オキナワチャンネルライターの石川渚です。
美容関連のお仕事につきたいけど、実際にどういう事を学ぶのだろう…?
そんな夢を抱いている方のために今回、美容師・メイクアップアーティスト・ネイリストなど美容関連を専門として学べる那覇市国際通りにある『学校法人 琉美学園 琉美インターナショナルビューティカレッジ』へ行ってきました。
「なぜ美容の道に進もうと思ったのか?」「なぜこの専門学校を選んだのか?」気になることを、現役の数名の学生と先生にインタビューしてきました!
学校法人琉美学園とは?
琉美学園は、沖縄の那覇、国際通りにある美容専門学校です。(琉美インターナショナルビューティカレッジ、沖縄写真デザイン工芸学校どちらも国際通りにあります)専攻コースは、美容科、エステ科、写真科、ジュエリー科を揃えており、琉美 学園では沖縄にありながらも多種多様な美容が学べる専門学校となっています。また、学生の美意識を高め、将来の就職にも役立つように様々なイベントを催しています。<学校法人琉美学園サイトより>
さっそく在学中の学生さんにインタビュー!
●田里佳穂さん(たさと かほ)20歳|美容本科中間部
琉美インターナショナルビューティカレッジへ入学したきっかけ
学生のころ吹奏楽部に所属していたので音大に行こうか迷いましたが、元々人の髪を触ることが好きだったこともあり結局、美容の専門学校「琉美インターナショナルビューティカレッジ」へ行くことにしました。
ここではいろいろなスタイルを学びますが、その中でとくに自分はアップスタイルが好きです。
またこの学校では年に数回大会があります。大会があると目標が出来るので、それに向けて努力できることや、好きなことを見つけて伸ばせることができるようになりました。なので、クラスメイトと一緒に練習したりするのが凄く楽しい。
ウィッグ部門の種目に出場したことがあり、作品のスタイル、カラー、メイクまですべて自分で考えないといけなかったのが難しかった。なかなかやりたいことがまとまらず前に進めないもどかしさがありましたが、そんなとき一緒に頑張ってきた友達や周囲の人たちにアドバイスをもらい元気づけられて乗り越えられた。
今後の目標について
目標は日本だけでなく海外でも通用する技術を身に着けること。また、技術だけでなく人として大切なこともいっぱいあると思うのでそういう意味でも認められるスタイリストになりたい。
琉美は先生との距離も近いしメイク、ネイル、着付けとトータルで学べるのが魅力的です。
●水谷歩佳さん(みずたに あゆか)20歳|美容本科中間部
入学したきっかけ
もともとネイルが好きでした。でもネイルだけではなく美容の国家資格を持っていたら幅が広がるかと思い琉美に決めました。
全国大会にも出場できました。学校ではまつエク(まつ毛エクステンション)やメイクなど色々なことが学べます。また、友達にネイルをやってあげると喜んでもらえたり、インスタに写真をアップして反応があったときはものすごくうれしい。将来はこれを仕事にしたいと思った。
好きなことは全然苦じゃないけど、自分が苦手なことや上手くできないときは(みんなは上手にできるのになんで自分はできないんだろう)泣きそうになるけど、先生も一生懸命教えてくれるので少しずつできるようになった。
今後の目標について
目標は高い技術を持ったネイリストになりたい。今はプロの真似をしながら勉強していますが、社会に出てさらに成長できたら、卒業後もネイルに関する大会には積極的に参加して自分を高めていきたい。
●平良凌さん(たいら りょう)20歳|美容本科中間部
入学したきっかけ
自分の髪をセットするのが好きだった。最初は整体師になろうと思っていたけど友人に美容師がいいんじゃないかとアドバイスされ、ノリと勢いで琉美に入りました。(笑)
国家資格の課題でワインディング(パーマをかけるときに頭髪にロッドなどを巻く実施)があります。初めて習ったときは全然できずにクラスで最下位を争っていました。それが悔しくて毎朝7時半に登校しては、だれよりも遅くまで残り練習しました。そのおかけげで校内1位になることができました。全国大会には行けず悔しい思いはしたけれど、別の大会では全国に行けました。
他の生徒が行けた全国大会に、自分だけ行けず悔しい思いをしたことが一番辛かった。ワインディングが全然上達しなかった1年生の頃は投げ出して逃げようと思った。だけど東京のサロンを色々まわり、ワインディングが上手なサロンで同期のレベルを見たとき、負けたくないと思った。同じ学校で学ぶ友達同士でもライバルなので負けたくない。
今後の目標について
就職先のサロンがTGC(東京ガールズコレクション)など有名なショーに出ているので、そこで活躍できるようになりたい。また、現在の美容業界で当たり前に使わているハサミを使った技術であるヴィダルサスーンカットに興味があるので、いずれはお金をためてイギリスへ留学したい。そして海外で学んだ技術を日本に持ち帰り広めていきたいと思う。
美容科教員にもお話しを聞かせていただきました
●齊藤俊二 先生(さいとう しゅうじ)美容科教員 就職担当
授業ではどんなことを大切にしていますか?
常に学生の心にゆとりを作ってあげることを大事にしています。
学校の授業ではカットやメイクを行う「実技授業」があり、楽しんで受講してくれますが、国家試験の課題などには実技のようになかなか興味をもってくれないので、笑いをとったり、息抜きできる時間を作ったり、学生が飽きないように工夫をしています。
時間割通りにするのではなく、試験前には勉強だけでなく、リラックスできる時間を持つように意識しています。生徒たちの表情をよく見て様子を確認しながら臨機応変に対応するようにしています。
教師としてのやりがいについて
ただひたすら成長していくのを日々感じることがやりがいです。ここに来る学生は高校卒業後に入学して来る子が多いので、行動や考え方が子供みたいなところがあり、それがどんどん成長して大人になっていく姿が見れること。また、内面的な成長だけでなく、技術的にも成長していく様子が見れること。
卒業生が社会人になって遊びにきたとき、立派になっている姿を見たときもうれしいですね。
美容の道を目指す人へメッセージ
美容の仕事は大変だというイメージを持つ人も多いけれど、普通なら接点がないような人と多く出会い、自分の知らない世界の話を聞いたりと、つながりができます。それを伝えたい。
ガールズライター|石川渚
美容を通じて多く人と出会うことは、本当に大切なことだと思います。私も人との出会を大事にし、人生を楽しんでいきたいと思います。
就職サポートについて
県内外それぞれ就職ガイダンスを学校で開催しており、県内をはじめ県外にも多く就職先があるのが強み。ただ話を聞くだけじゃなく、技術を見てもらいながら学生に興味を持ってもらえるような取り組みも行っています。それにともないサロン選びから、就職先の担当者と生徒の連携サポートもしっかりとっています。
ガールズライター|石川渚
生徒一人一人にあったサロン選びを真剣に考えているのが伝わりました。
夜間コースと通信コースについて
昼間部と全く同じカリキュラムを学ぶことができます。美容室で働きながら、また一般企業に勤めながら通う生徒や、大学に通いながらダブルスクールしている生徒もいます。
通信の場合は週に一回だけ通うコースなので、自分のライフスタイルを変えずに美容を学ぶことができます。50代で仕事を続けながら通信コースを受講している方もいて、生徒の年齢層も幅広いです。
先生と生徒の距離が近く、卒業するときは(さみしいな、あと2、3年いてくれないかな)なんて思うこともあるくらいです。(笑)なので卒業生が遊びにくることも多いです。
ガールズライター|石川渚
国家資格を取得するためにお仕事しながら、またダブルスクールで美容を学ぶことができるなんて驚きました!通信制だと週一回なので、忙しく学校に通う事ができない人や、「美容のお仕事がしたい」、「資格を取りたい」と思ってる方には嬉しい制度ですね。私も美容に興味あるので通ってみたいと思う気持ちになりました。
今回取材させていただいた『琉美インターナショナルビューティーカレッジ』では、生徒一人一人が目標に向かって、お互いに切磋琢磨しながらイキイキしているのがとても伝わりました。何と言っても先生と生徒の距離が近く、みんながとても楽しそうにしている姿を見て、私も琉美に通いたいと思えるほど素晴らしい学校でした(^ ^)
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