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2016.11.08

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ここはマンゴーの楽園か!?豊見城市のマンゴーカフェ「木の葉」が本気の“マンゴー御殿”だった

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こんにちは。こんばんわ。オキナワチャンネルライターのきららです。

東京から沖縄に移住してきてもうすぐ3ヶ月。まだ出かける機会があまりない中、ちょっと気になるカフェを発見したのでご紹介します。

その名も『マンゴーカフェ木の葉』。とりあえず、中に入ってみましょう。

わーすごいお庭です。しかも広い!

カフェに来たというよりも、日本庭園付きの豪邸に遊びにきた優雅なセレブ気分。

この庭は、『マンゴーカフェ木の葉』を運営する「ファインフルーツおおぎみ」の社長さん自ら設計や管理まで行っているそうです。

こんなに広いのに・・・

ここはカフェかな?と思って行くと、まさかの“マンゴー御殿”でびっくりしますよ。

素敵なお庭を眺めながら、さっそく店内へ。

長い廊下を歩いていくと、落ち着いた個室の席がありました。

ここで毎日仕事をしてみたい。作業に没頭して疲れたら縁側でぼーっとお庭を眺めてみる、そんな生活もいいなーとさっそく妄想が止まりません。

そして、穏やかな時間が流れる御殿のような座敷席。立派な虎の掛け軸もあって何だか心が落ち着きます。椅子席もありますよ。

座敷席から素敵なお庭を見ることもでき、晴れていればゆっくりと縁側に座って、穏やかに流れる時間を過ごすのもおすすめ。

 

広い店内を探検していると、ちょっと気にならざるを得ないお部屋を発見しました。

その名も「ほねほね博物館」。

社長さんのご子息が、3歳から高校生になる現在までずっと趣味で続けている骨格標本作り。

それをなぜか店内に展示してしまった!のだそうです。

ちょうどその時、「今、息子たちが標本作りをしてるから見に行ってみたら?」と社長さんから声がかかり、ちょっとだけお邪魔してみると

実は、自分たちで釣ってきた魚などで標本作りをしているのだとか。

魚を茹でて身を取り除き、薬品で処理をして骨を組み立てる、というなかなか手間のかかる大変な作業みたい。

「本格的な趣味だ。す、すごい・・・」

写真左が、制作者の長男・勝太(かった)くん。右が助手を務める次男の一春(いっしゅん)くんです。

 

仲良し2人組のいい笑顔を眺めていたら、料理が運ばれてきた模様です。

開放感溢れる廊下を優雅なマダムのごとく、そろそろとすり足でお座敷まで戻ると

わー!タコライス!マンゴーとトマトの彩りがまるで宝石箱のようにきらきらしています。私の名前が「きらら」なだけに!(失礼しました)

一般的なタコライスとは異なり野菜たっぷりですが、クリームスープとマンゴー100%のジュース、マンゴー100%のシャーベットまでセットされて

これはもうおいしいに決まってる!

マンゴーの甘さとタコミートのピリッととした辛味のハーモニーが絶妙で食べるスプーンの手が止まりません。

サルサソースをかけると、そのおいしさにエンジン全開で拍車がかかり、これはもう事件です。

沖縄にきてよかった。こんなおいしいものが食べられるなんて。

濃厚でとろっとした舌触りがクセになるマンゴー100%ジュースのおいしさに、もったいないなと思いつつも一息で飲み干しました。

 

そして、思い出してしまったのです。

確かメニューにはこれまたおいしそうなデザートがあったんだと。

デザートは別腹。ということで、もちろん注文しました。

はいキター。マンゴーとココナッツミルクとバナナのアイスケーキです。

アクセントピーナッツが入っているのがにくいところ。食べてみると、シャリシャリした食感がたまりません。

それぞれの素材が喧嘩せず、不思議な一体感で南国の世界に誘ってくれます。海とヤシの木が広がる風景が眼に浮かぶよう。(ただいま妄想中)

 

そしてデザートをもうひとつ。食べ過ぎですかね。

こちらはカフェの名前にもなっている「木の葉」というデザート。

マンゴーを凍らせてそのまま削った、マンゴー100%のかき氷なんです。

えっ?マンゴー100%!?

繊細なので、ぐずぐずしているとすぐ溶けてしまうため、躊躇なくいただきます。

口に入れると、ふわふわとした食感がまるで綿あめよう。

マンゴーの豊かな甘みが凝縮されて、なんとも贅沢な気分にひたれます。

大きな器にこんもりと盛られたマンゴーの氷の妖精たちは、瞬く間にわたしのお腹の中へと消えていきました。

オーナーさんに話を聞いてみた!

社長の奥様でもある笑顔の素敵なオーナーさんにお話を伺ってきました。

マンゴーカフェを始めたきっかけはなんですか?

マンゴー畑は親から受け継いだものですが、カフェについてはいずれやりたいなと考えていました。マンゴーは高級なイメージがあるため、なかなか口にする機会も少ないですよね。

でも、地元沖縄の人にもっとマンゴーのおいしさを味わっていただきたかったんです。わたしたちは農家ですので、マンゴーを仕入れるための仲介業者などが必要ありません。その分少しでも安価においしいマンゴーを提供することができます。

農家ならではのメニューを提供することができるのではないかと考え、カフェのオープンに至りました。

採れたてのマンゴーを食べられる幸せ!このマンゴー尽くしの料理に何かこだわっている点などあるのでしょうか?

それは良かった(笑)。提供しているメニューには、必ずマンゴーが入っています。こだわりとしては2つあります。マンゴーそのものの味を引き立てるために、加工の頻度を極力少なくすること。そして砂糖などの添加物を使用しないこと。この2つは特にこだわっています。

ジュースもデザートもマンゴー100%というのが、やはり凄いですね!

少しでもたくさんの方に、そのマンゴーのおいしさを伝えらえたらと思っています。一過性のブームで終わらせるのではなく、ゆっくりとのんびりと、長くここを運営していきたいですね。

 

細く長くが一番ですよね。そういった暖かいオーナーさんの雰囲気がカフェにも表れていて、とても気に入りました。

このカフェは、オーナーさんのご自宅も兼ねているため、かわいいペット・猫のミーちゃんにも出会えます。

そんなマンゴーカフェ「木の葉」にぜひ一度訪れてみては。そして、那覇にも系列のカフェがあります。

 

マンゴーカフェ木の葉
住所
豊見城市翁長664-2
電話番号
098-856-8558
営業時間
11:00~日没まで
定休日
水曜日
駐車場
あり
公式サイト
オフィシャルfacebookページ

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三輪 きららフリーライター
フリーライター、三輪きららです。2016年8月より沖縄へ移住し、海と空気に癒されています。主人と音楽とお酒とねこが大好き。まだまだ修行の身ですが、ジャンルにとらわれず読んだ人の心に残る記事を書いていけたらと思っています。よろしくお願いいたします。

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