玉木 聖愛|インタビュー
[プロフィール]
玉木 聖愛(たまき のあ)
中城村出身。埼玉の大宮駅や、東京渋谷・新宿などで連日路上ライブを行い、持ち前の声量と高音域を生かして若者を中心に人気を集める。
埼玉県さいたま市の観光大使であり、観光大使ユニット【DREAM GIRLS】としても活動中。さいたま市歌「希望(ゆめ)のまち」を歌い広めながらさまざまなイベントやメディアで市のPR活動を行う。
シングル「そばにいて…/Dear」、1stミニアルバム「Heart」発売中。
歌唱動画がTwitterで30000リツイートされるなど話題になっていますね
自分でもびっくりしています。
路上ライブをしていたときに、たまたま通りがかった方が動画を撮って広めてくれたみたいなんですけど、知らないうちにどんどん拡散されていって、いろんな方に声をかけられたりフォローしていただいたりと驚くことばかりです。
これまで出会うことのなかった方や地方の方にもネットを通じてわたしの歌を聞いてもらえるのはすごくうれしいことです。
上京してから4年間、夏の日差しが強い日にも冬の大雪の日にもほぼ毎日路上ライブを続けてきたので、そういう地道な努力が実を結んだのかなと思います。
歌手になりたいと思ったきっかけは?
小さい頃から歌が好きで、のど自慢の番組に出たり、路上ライブをしたりしていました。
20歳をすぎて、もっと大きなステージで勝負してみたいと考え、上京しました。
はじめのうちはなにをしていいかもわからず、東京という大都会にひとりぼっちで寂しかったし、悩むこともありました。
アーティストとして成功を夢見て地方から東京に出てくる若者は何百人もいるけど、活躍できるのはほんの一握りで、ほとんどのひとは名前さえ知られずにキャリアを終えていくという厳しい現実のなかで、自分になにができるだろうと考えたんです。
歌唱力や表現力といったスキルだけじゃなくて、歌で人の心を癒して元気にさせるような存在になりたい。
まだまだ足りないものばかりだけど、そんな理想を持って毎日頑張っています。
地元沖縄でもライブがありましたね
4月に北谷のライブハウスモッズでワンマンライブをやらせていただきました。
カーニバルパーク美浜でも路上ライブをして、どちらもたくさんの方に見ていただきました。
今回はじめてわたしの歌を聞いてくれたという方もいて、すごくうれしかったです。
やっぱり地元でのライブは気合が入りますし、いい意味でリラックスして歌えますね。
今年は都内でのライブが多くて、次に沖縄でライブできるのがいつになるかはまだ決まっていないんですけど、また絶対に帰ってきたいと思います。
今後は東京でも沖縄でも、路上ライブはもちろん、ライブハウスでの出演もどんどん増やして、ひとりでも多くの人たちに歌を聞いてもらう機会を作っていきたいですね。
すこしずつでも成長してファンを増やしていって、いずれは日本武道館で公演ができるようになりたいです。
その前に、近い目標として、まずはZEPP東京でのワンマンライブを目指します。
OKINAWA CHANNNEL読者にメッセージ
自分の夢を追いかけることって楽しいことばかりじゃなくて、泣きたいときや苦しいときもありますよね。
将来やりたいことがわからないという人も同じようにつらいと思います。
でも負けずに続けていくことで道は拓けるんじゃないかと思うんです。
わたしもまだまだ未熟で、アドバイスできることなんてなにもないんですけど、わたし自身が大事にしているのは感謝の気持ちを持つこと。
応援してくれるファンの方や、家族、友達、スタッフのみなさん、すべての方に恩返しするためにも、絶対に夢を叶えたい。
そのためならどんなことでも頑張れると思うと強くなれるんです。
歌うときや歌詞を書くときには、支えてくれる方々への感謝とエール、自分自身の等身大の思いをこめています。
わたしの歌がみんなのパワーになったり、癒しのお手伝いができたりしたらうれしいですね。